AIやロボットに仕事を奪われる危機到来!? 

   サイジンシャスタッフのAです。「働く」事に関する、最近気になった出来事を不定期にブログにしていこうと思います。

 先日、ある大手衣料品販売店に行ったら、レジがセルフレジに変わっていて、その処理スピードに驚きました。セルフレジと言っても、1つ1つをバーコードで読みとるものではなく、ロッカーのようなスペースに商品が入ったかごを入れると、一瞬で計算がされるのです。あとはモニターに表示された合計金額を確認し、支払い方法を選べば精算終了です。何点か買ったのに20秒くらいで清算が終わりました。以前、この店舗はレジ係を含め5人くらいの方が働いていましたが、その時は、見たところ店内には2人しかいませんでした。この会社の関東の店舗では、1年ほど前からこのレジシステムが導入され始めたようで、今後も順次他店舗に展開するようです。

  また、次の日には、ニュースで材料や製品の入出庫管理や検品が、大きなバスケットやラックに入ったままゲートに通すだけで一括で処理できるシステムが開発され、今までの様な人数の担当者はいらなくなると説明していました。

 海外では、既にアマゾンがシアトルでレジのないコンビニをオープンさせています。お客さんは専用アプリをダウンロードしたスマホをコンビニの入り口にある駅の自動改札機のようなゲートにかざし入店します。あとは欲しい商品を持ってゲートから出れば、事前に登録したクレジットカードに商品代が請求されるのです。店外に持ち出した商品のデータは、店内にある無数のセンサーにより把握されているため精算間違いはないそうです。

 こういった新しい技術や、AI、ロボットの普及は、「すごい!」とわくわくする反面、AIやロボットの普及で消える職業が多数あり、人類の危機だという報道もあります。しかし、現在に至るまで、新技術の登場で消えた職業は多くありますし、逆に新しく生まれる職業もあります。こういった職業の置き換わりは今に始まったことではありません。また、職業自体はなくならなくても、その職業に求められる能力が変わることはよくあります。

 航空機のパイロットは、昔、操縦が上手いパイロットが重宝されていたのですが、現在は、操縦はコンピュータが行うので、操縦技術はそれほど重要ではないそうです。それよりも、コンピュータに正確に情報をインプットしたり、たくさんの計器が示す情報を瞬時に読み取り分析する能力が重要だそうです。もちろんその他にも必要とされる能力はあるのですが、これだけを聞くと、昔のパイロットにはあまり必要なかった、機械装置のオペレーターの様な能力が必要となったことがわかります。

 新技術の到来で必要なのは、自分の仕事が奪われるかもという過剰な危機感でなく、その時代や技術に合うように自分も変化していく柔軟性なんでしょうね。

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