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ここが私の「アナザースカイ」

毎週地味に楽しみにしていた「アナザースカイ」が昨年終了してしまいました。 

はあ。

「ここが私のアナザースカイ」って、「ケンカをやめて二人を止めて私のために争わないで」の次くらいに言ってみたいセリフだったんですけどね、無念。

番組をご存知ない方のために説明しますと、これはゲストが思い入れのある土地に出向いてその土地を紹介する旅番組で、ロケ地はほとんどが海外でした。かつて住んでいた国だったり人生観が変わる思いをした旅先だったり。 

そしてラストに決め台詞「ここが私のアナザースカイ」をドヤ顔でキメて番組が終わる。

この番組のファンなら、まあ間違いなく100%「自分が番組に出るなら“アナザースカイ”をどこにすべきか」と、誠に不毛な事を考えたことがあると思いますが如何でしょう。

ならば自分なら・・・哈爾浜(ハルビン)はどうだろう。

かつてのロシア領だったハルビンは、ロシア風建築物が残っていてなかなか“映える街”です。

とある記録的寒波に見舞われた冬、寒さに血迷った私は極寒の駐在地より更に過酷な黒竜江省(オドロオドロしい名前だ)ハルビンに旅立ちました。

しかし・・・いかんせんその年は寒さが尋常ではなかった。

昼間から気温はマイナス25度を超えてくる。喉が凍ってしまうのでマスクが必須。しかし私はメガネを掛けているので自分の吐く息でメガネに霜が降りて視界はゼロに。

人間、気温が低すぎると息ができないのです。ウルトラマンの如くガチに「三分くらい」しか外にいられないのです。

さびれたメインストリートで「隣の土産屋に移動すること」だけを目標とし、ぜんぜん欲しくないゴルバチョフのマトリューシカを1000体くらい見ながら、次の土産屋に1001体目のゴルバチョフマトリューシカを見に行くという謎旅。

私はここで「人間はマイナス20まではイケる(いやムリなんだけど)。しかし25超えるとヤバイ」という真実を自らの体で体感いたしました。

特に楽しい思い出はないし(ひたすら辛かった)頼まれても二度と行きませんが、ふと「紹介するならここかな」とピンときたのは何故だろう・・・。

皆さまお気づきでしょうか。

印象に残る旅が案外、「マーライオンと記念撮影した」とか「スカイツリーの前で写真撮った」より、旅先で見舞われたプチ不幸とか、思い掛けないハプニングだったりすることってないでしょうか?

思い入れがなくても人生観が変わらなくとも「今に影響しない終わってしまった辛み」もまた、歳月とともに熟成し、「なかなか味わい深い旅だった」などと脳がバグることがあるようなのです。

ならば。

人に会えない、旅行に行けない、飲みに行けない、ワクチンを打つべきか打たないべきか悩む・・・。

この、ある意味“極限”ともいえるコロナ禍という旅もいつか完全に終わる時がきます。

いつかこの闘いが終わり辛い記憶が熟成したら、我々はコロナ禍を過ごした日々を「味わい深い思い出」として思い出せるかもしれない。

しかもこの気持ちは実に沢山の人々と共有できるのです。

共に生きた2020年~2021年。

ここが私とあなたのアナザースカイ。

海外駐在

 

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