シゴトで人に褒められたい№2
働くオンナ道
2017.01.08
新年あけましておめでとうございます。
忙しい時間を割いて、このブログを読んでくださる心優しい皆様、本年も変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い致します。
さて、先回の続き・・・
毎月15日には
私はあの「ジジジジ」と通帳記帳がされる音を聞くと、「ああわたくし今月も耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍んで頑張りました涙・・・」と、走馬灯のようにひと月が蘇り、ドワーッっとアドレナリンが出るのです。
内心わかっていたのですが、結局わたしは「人の役立つ仕事をすること」よりも、「誰かに褒めてもらうこと」を求めていたんですよね。
自分のシゴトを誰も褒めてくれないけれど、この「ジジジジ」という通帳記入の音こそが、唯一、そして誰よりも偽りなく「私をほめてくれる音」なのであります。
皆さんも私のようにちょっと虚しくなったときは、ひと月に一度のこのスペシャルな「ジジジジ」をしっかり聞いてみてください。
その音こそ、ひと月の頑張り、我慢、煩わしさに耐えたあなたへの「偉かったね!」という褒め言葉なのです。
・・・・・そんなある日。
会社から帰ってきたダンナが「もっと会社の話ないの?」と突然私に聞いてきました。
なんでも、「(私の)会社の話が、同僚の○籐さんに大いにウケた。○籐さんはそれを奥さんに話し、“普段会話のない夫婦に楽しい話題を提供してくれてアリガトウ”と感謝していた」と言うのです(怒)。
“楽しい”話題・・・?
冬季ウツに更年期、些細なことにキレやすくなっている私、「本日会社で起きたあれやこれや」をダンナに訴えることでウサ晴らしをしていたのです。
しかしうすうす気づいていました。“ツライ話”を聞いているはずのダンナの口元が、うっすら上がっていることに(怒)・・・。
「よくわからんが、私のシゴトは少なくとも○籐さん(誰やねん)の役にはたっとるらしい・・・」なにやら納得がいかぬまま、今日もいつものように満員の名鉄に突入していくのでありました。