オンナに生まれたからには、「元CA」になってみたい!
働くオンナ道
2020.12.04
辞めた後も魔法のような効力をもつ職業の頂点、それは「CA」だと思うのです。
CAさんが颯爽と空港を歩く姿、同性でも惚れ惚れしちゃいますよねえ。
そういえば私が就職したときも、ものすごい美人の同級生がJALのスチュワーデスに受かってましたもんねえ。
ところで、世間に「元CA」とわざわざ書いてある教室やサロンがすごく多いことにお気づきでしょうか。
まあ当然のことてしょう、箔がつくからです。
例えばお菓子作りを習うとして。
「元CA」と書かれたお菓子教室と「中国企業勤務」と書かれた教室、あなたならどちらを選びますか。
私なら「元CA」ですね(即答)。
でも考えてみてください。CAは別にキャビンで菓子を焼いているわけではありません。CAであったこととお菓子作りは特に関係がないのです。
一方私の方に来たならば、なんなら中国の珍しい菓子なんか習えるかもしれませんよ(習えませんが)。
それでも世間は「元CA」を選ぶのです。
フラワーアレンジメント、料理、カラー診断、なんなら中国語教室であろうと「元CA」と書かれた教室に私は負けると思うのです。
そういえば、中国にいた時、こんな事もありました。
中国行きが理由で付き合っていた彼女にフラれ、傷心のまま現地にやって来たダンナの同僚の話を聞いて、「そんなオンナと結婚せんでよかったわ!」と息巻いていた我々。
しかし後に彼が「元CA」のフィアンセを連れて来た暁には、「でかしたっ」「あっぱれよくやった」と、まるで“おらが村に広瀬すずちゃんが嫁に来た”かの如く喜びに沸いたのです。
なぜCAさんがダンナの同僚と結婚したのかはさておき、兎も角「元CA」というのはそれほど我々の心を掴むパワーワードなのであります。
「元CA」は辞めた後も一生使える名刺。ああ羨ましい。
でも、そんなCAさんが今ピンチだという。
コロナでフライト数が激減し、減給や休業を強いられているというのです。
ここでもにっくきコロナウイルス。
この試練をなんとか乗り切って、CAさんのその麗しい姿をまた我々に見せていただきたいものです!