コロナ禍なので、資格をとってみた№2
働くオンナ道
2021.05.10
・・・先回の続き
そこで私は更なる高みを目指し、「楽勝だった」と友人が紹介してくれた“やや努力を要する系”資格にチャレンジしてみることに。「コロナ禍で資格にチャレンジする私ってなんか前向き♪」と勘違いしながら。
しかし授業が始まってみるとですよ奥さんっ。長時間の授業がこの上なくツライ、ああそれよりも私以外の参加者が全員中国人ってどういうことっ?言うまでもありませんが、授業は中国人向けにすすんでいきます。
「先生、私は日本人ですが、この日本語の文章を読むのですか?」
一抹の疑問を抱きつつ、流暢な日本語を皆さんに披露したりしながら授業は進んでいく。
いえいえそんなことよりも、もはや「イチョウ葉エキス」も「海の恵みオメガⅢ」も全く効果がないほど脳が衰え、特に勉強など好きでもない私、久々の勉強が思いのほか応えたのです。
「ああ勉強がツライ、ツラすぎる涙・・・でも、ちょっと考えてみよう。世界には勉強したくてもできない子供がたくさんいる。それに比べて私は(勉強ができて)何と幸せなことか!」
…しかしもう一度言いますが、もし私がそんな殊勝な考えのできる人間であれば、私は今ごろ永田町あたりで「コロナ対策委員メンバー」もしくは「オリンピック実行委員会」の一員として大いに活躍していたに違いないのです。
この数か月、マジでキツかった。まあ5歳は老けたでしょう涙。
そして散々苦労した今回も、資格がとれたところで私の生活はなんら変わることはありませんでした。
それに比べ、「エロ賢い人」は資格をとって、キチンと生かしている。
彼女は私なんかより、ぜんぜん「エロくて賢い」のです。
ああこれまでの数々のご無礼、大変申し訳ありませんでしたエロ賢い人(しつこい)。
資格は使ってなんぼ。
でも、私は結構満足しているのです。
コロナがなければ「資格を取ろう」なんて絶対思わなかった。風呂に浸かりながらちょっと合格証のことを思い出し「ムフフ」とほくそ笑む。
それだけでも自分の「一連の資格取得ブーム」は充分価値があったのではないか、と思うのです。