新・名古屋みやげを探せ! №1
働くオンナ道
2021.06.21
わたしは今「かもめの玉子」を食しています。
かもめの玉子というのは、岩手県の大変おいしいお菓子です。
かねてから私は個人的に「かもめの玉子、萩の月、赤福」を、日本3大“こんなんなんぼあってもいいですからね銘菓”と認定しているのです。
かつて我が家ではこの”三大銘菓“のひとつ、赤福を定番みやげとしてきました。いつ、どこに、だれに持っていっても「わー赤福!」と喜ばれる。そのサマを見ながら内心悦にいっていたのですが、大人になって突然気づいたのです。
赤福は(ついでにうなぎパイも)・・・名古屋の菓子ではない(愕然)。
思い返せば、昭和な名古屋人なら知らない者はないあのCM、「ええじゃないかええじゃないかええじゃないか、伊勢のめいぶ~つ~」と、あれほど“伊勢”を強調していたではないか。なんなら自分も口ずさんでいたではないか。
しかし、そのCMは毎日のようにテレビで流れていたせいか、“伊勢”というワードを脳が勝手に変換し、赤福=名古屋土産と錯覚していたらしいのです。
なんなら、私の年代で私と同じな勘違いをしていた名古屋人は少なくないのではないでしょうか。
だからこそその無念を晴らそうと、赤福本舗はわざわざ「いっせ~のめいぶ~つ~」と”伊勢”というパワーワードを歌詞にぶち込んでいたのではあるまいか。
しかも、赤福は今や大阪や東京の駅前でも買うことができる。まあそれでも「なんぼあってもいいですからね」菓子であるのだから、赤福はあげれば喜ばれるのですが。
そこで、「真の名古屋土産どうする」問題です。
~次回に続く!!