ところであなたは「何女」？

「私って、雨女なの」という女性に会ったことがありませんか？

私はあります、とある友達がそうなのです。

雨が降っているだけでも鬱陶しいというのに、開口一番「ごめんね、私って雨女だから～」などと言われると、わたくしなど心が狭いものですから、「お前ごときが天気を左右するとはお前は全知全能の神か」とイヤミのひとつもいいたくなります（言いませんが）。

しかし思い返してみると、彼女と旅行すると確かに雨が降る。

「今日は傘いらんだろう」と思っていても突然土砂降りの通り雨にあったりする。

もしかしたら「自称雨女」は、あながちデタラメではないのだろうか。

私自身はといえば、残念ながらぜんぜん雨女ではありません。

雨女ってなんか儚げなイメージがあるし、ネットで調べると「美人が多く龍神に守られている」なんて書いてあって、なんか甚だ口惜しい。

しかし、あなたにも一つはマイエピソードがないでしょうか？

例えばよくあるものだと、あなたが入った店は突然客で溢れかえるとか。

道行く人がなぜかみんなあなたを選んで道を聞いてくるとか。

実は、私にもどエライのがあるのです。発表いたしましょう。

私は人様に、「お前が駐在するとその土地に必ず不幸が起こる（現在はコロナ感染順番待ち）」とか、更にスゴイのは「お前が金融商品を買うとウォール街が動く」とか、「気づいとらんかったけど、自分ディープステートの一味だったのか」と思うようなことを言われ続けてきたのです。

どうだ自称雨女っ！スケールが違うだろうっ。

・・・しかし，もちろんそんなわけはありません。

ちょっと考えてみてください。

ずーーっと中国に住んでいる人なら、皆、私と同じ経験をしているのです。

ただそれだけのことなのです。

問題の「ウォール街」も、「近々やばい」と情報をゲットして焦った銀行員が、特に騙しやすいニンゲンに目をつけて接触してきたと考えられるのです。

まあそういうわけで、自分の場合、「自分（あと銀行）から寄せにいっているだけ」ということになるでしょう。

自称「なぜか街で道を聞かれる」「入った店が満員になる」という人も多いですが、これも似たような原理ではないかと思っています。

人は混んでいる店に入りたいものだし、優しそうな人を選んで道を聞きますもんね。

しかし。

「雨が降る」というのは自分で寄せにはいけない。

無意識に（今日は雨が降りそうだから出掛けるか）と思ってしまうクセが絶対ないとは限りませんが・・・。

ということは、もしかしたら「雨女」だけはホンモノなのかもしれない。

だから甚だ迷惑（口惜しい）ではありますが、今度彼女に会う時は傘を持っていこう、と思うのです。

あっそうそう。

言い忘れましたが、私の最近のマイブームは「金」の（安いのだけど）アクセサリーを買うことなんですよ奥様。

しかもデザインなどどうでもよく、「グラムと工賃」だけにこだわり・・・。

・・・皆さま、2023年は「グレートリセット」に注意かもですっ！